出産祝いのお返し「出産内祝い」の予算や時期など知っておきたいマナー

出産祝いをいただいた方へお返しとして知られる出産内祝い。
贈るタイミングはいつがいいか、予算はどのぐらいが適切なのか、気をつけることは何か、
などなど、出産祝いと同様に、世間一般に知られているマナーというのがあります。
せっかくいただいたお祝いのお返しなので、出産内祝いについて最低限知っておくべきことをまとめました。

ママ子さん

えぇー！お返しにもルールがあるのかい？(マ○オさん風)

そうなんだよ。出産祝いを贈る時のマナーだけじゃなくて、お返しにもそれなりにルールがあるんだね。

あかちゃん博士

ママ子さん

絶対バタバタしてるだろうから、適当でいいんじゃ、、、

頂いたもののお返しだから最低限の常識は知っておこうね。説明していくよ。

あかちゃん博士

出産内祝いとは

「内祝い」の由来は、
ただのお返しという意味ではなく、
お祝い事があった家が、身内にに喜びを分かち合うために、喜びをおすそわけするような意味合いがありました。

今では「出産祝いのお返し」という意味合いが大きくなり、
出産内祝いは「出産祝いを贈ってくださった方々に対する感謝の意を込めたお返しの贈りもの」という文脈で使われることが一般的となりました。

出産内祝いを贈るタイミング

出生から約1ヶ月後ぐらいに行うとされる「お宮参り」を過ぎてからの1ヶ月間程度、
つまり生後1〜2ヶ月程度にお返しするのがよいとされています。

出産後は何かと忙しいとは思いますが、ある程度お返しのセレクトを出産前に行っておくとバタバタせずに良いと言われています。

出産祝いの多くは郵送で行われるため、誰から何を贈られたかがわからなくならいように、
差出人、日にち、金額感などをメモしておくとよいでしょう。

お返しを贈るタイミングがズレて遅れてしまった場合は、遅れた旨を一言相手に伝えた上で、
贈るようにしましょう。

また、出産祝い自体を通常より遅れて届いた場合は、その都度お返しをするとよいでしょう。
タイミングは同じく、頂いてから1〜2ヶ月ぐらいでお贈りするのが一般的です。

出産内祝いの予算の目安

出産内祝いの予算の目安は、
出産祝いで頂いた金額感の3分の1から半分程度の予算を目安にすると良いとされています。
たとえば3万円程度の出産祝いを頂いた場合は、1万円から1万5千円程度になります。

出産祝いの金額感の３分の1以下など、極端に安過ぎたりするとマナー違反とされていますし、
出産祝いで贈ったものより高額なものを返すのもマナー違反と言われています。

お返しを個別に変えてセレクトするのが大変な場合は、
一番多い金額感の贈りものをベースに、その金額の半分程度のものを、一律でお返ししてもよいでしょう。

高額なものをいただいた場合は、その金額の3分の1程度を目安にしましょう。
親族などから贈られた高額なものの場合、「お返しは必要ない」という旨を頂くこともありますが、その場合は、精一杯の感謝の気持ちを伝えるとともに、赤ちゃんを連れて会いに行くと喜んでもらえるかもしれません。

【保存版】出産祝いを贈る時期・相場・マナーなどを徹底解説！

出産祝いには、贈る時期や贈り方、相場や、何を贈るかなど、様々なマナーやタブーなどがあります。せっかくのお祝いなのに、嫌な思いをさせたり、相手を困らせないように、しっかりと確認して、気持ちよく贈って、喜んでもらいましょう。出産祝いについて確認すべきことについて、詳しく説明していきます。

出産内祝いを選ぶポイントと多いお返し例

出産内祝いを選ぶときのポイントとしては、
実用的な日用品や消耗品で、自分では買わないぐらいのちょっと高級なものが喜ばれる傾向にあります。
もちろん相手の好みがあれば、それに合ったものを選ぶとよいでしょう。
たとえばお酒がとても好きな人には日本酒など。
両親は孫の名前や写真が入ったものを贈る方が多いようです。

実際によく選ばれるお返しとしては以下のようなものが挙げられます。
・カタログギフト
・スイーツやお菓子の詰め合わせ
・入浴剤詰め合わせ
・季節のもの(夏ならゼリーなど)
・洗剤詰め合わせ
・ちょっといいタオル
などなど